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Special Interview

2021.1.15

セルフリノベーションを
やってみよう

MEマイホーム計画所沢 代表取締役
西原 実

今回は西原社長が行っているセルフリフォームについて伺った。セルフリノベーションと聞くと玄人向けのように感じる人もいるのではないだろうか。そんな壁を壊し、自分なりのリフォームの楽しさの魅力を余すことなくお届けする。

01リノベーションとリフォームの違いとは

家写真

▲ 西原が購入した中古物件。内装のくたびれもさることながら、見えない内部の腐食なども散見された。特に、シロアリの被害が大きく、手を施す幅が非常に多い物件でもあった。

西原社長、どうぞよろしくお願いいたします。本日はセルフリノベーションについてお聞かせ頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
大掛かりなセルフリノベーションを最近されているとお伺いしました。どのような物件をリノベーションされているのでしょうか?
千葉県野田市にある、築41年の物件です。シロアリなども発生していて正直状態が良いとは言えませんでした。その分やりがいはあったのかなと思います。まだ完成してないので、日々ああしよう、こうしようと、いろんなことを模索している途中です。
結構大変そうだなと思うのですが、セルフリフォームを始めてみようと思われたきっかけはなんだったのでしょうか?
最初はどこまで自分はできるのかなと思ったところがスタートでした。自分の能力に自信があった訳でもありませんでしたから、まずはやってみようというチャレンジ精神ですね。初めて見ると、セルフリノベーションの魅力に段々と浸かっていったような気がします。
リノベーションと聞くとかなり玄人向けな感じもしますが、さすが西原社長です。最近リノベーションという言葉をよく耳にします。リフォームの方が聞き馴染みはあるのですが、どのように違うのでしょうか?
厳密な違いはないのですが、一般的に普及している考え方をご説明いたします。

【リフォーム】

リフォーム写真

一般的にリフォームは時間の経過による汚れや古くなった内装を新築の状態に近づけるための改修です。例えば、剥がれた壁紙を貼り替える、古くなったキッチンを新しいものに取り換える、等が挙げられます。部分的・表層的な改修工事で、古くなった住まいを新築当時の状態に原状回復するためにおこなわれます。マイナスをゼロに戻すイメージですね。

【リノベーション】

リノベーション写真

間取りから内装・配管などすべてをゼロから組み立て直すことを指します。暮らしに合わせてつくり替えることで機能を刷新し、新しい価値を生み出す改修をリノベーションと言います。例えば、壁を取り払い広々としたリビングをつくる、ファミリー用のお部屋をひとり暮らしに適した間取りや機能に刷新する、等が挙げられます。マイナスをゼロからさらにプラスへというイメージがわかりやすいかもしれません。

以前放送されていた、一般の方の訳アリ住宅をプロがリフォームするテレビ番組がありましたが、今考えるとあれはリノベーションと言った方が正確だったのかなと思いました。
確かにそうかもしれませんね笑あの頃はまだリノベーションという言葉が普及していませんでしたし、番組の趣旨を一目で理解してもらうためにはリフォームという言葉が使いやすかった可能性もありますね。いずれにせよ大事なのは暮らし方に合わせてどんな改良を施すかだと思います。

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02セルフリノベーションの魅力とは

セルフリノベーションの魅力はどんなところなんでしょうか。
1番はやはり自分好みに空間をカスタマイズ出来ることが魅力ではないかと思います。それぞれの暮らし方に合わせて住まいをアップデート出来れば毎日が豊かになりますよね。昨今はステイホームと言う言葉も広まり、今まで住空間に関して無関心だった方々も巻き込んでブームが訪れていると言えます。長い時間を過ごすスペースを自分好みに変えていきたいと考えるのは非常に合理的だと思います。壁紙ひとつをとっても好きな色や柄であれば自粛疲れで疲弊した心を持ち上げてくれます。また手や体を動かすことで頭を使って気分転換や運動まで行えますからそうした体調管理の面でもメリットはあります。

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日曜大工くらいなら経験はあるけれど、リノベーションは難しそうと考えている方も多いと思います。どうすればセルフで行えるようになるのでしょうか?
まず、リノベーションと一口に言っても、規模も方法も様々なので皆様にあった方法で行うのが良いと思います。確かに言葉だけ聞くと難しいイメージを持たれるかもしれません。でも近くのホームセンターでペンキや壁紙を買って壁を自分好みにすることもリノベーションです。木材を買ってくれば収納の棚を作って取り付けることもできますし、壁に本棚を取り付けちゃうこともできます。正解なんてないですから、自分が使いやすいように、色んなアイデアを工夫と準備で形にすればいいだけです。リノベーションは準備が9割です。まずは出来るところからやってみることが重要ですね。アイデアはあるけど、方法がわからなかったり実現可能かどうかは、最近ではホームセンターなどにもアドバイザーの方がいたりしますし、弊社でも無料でご相談いただけます。インターネットにも施工事例がたくさん載っていますから、参考にしてみるのも手です。何よりもまず行動を起こしてみることが何より大事です。
壁紙を張り替えるのって大変そうな気がしますが、簡単なのですか?
壁の広さによるので、なんともコメントが難しいですが、大きな壁紙になるほど、当然難易度は上がります。でもすぐに要領は掴めます。そうなればあとは簡単です。

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シワとか出ちゃいそうで不安です…笑
それがいいんですよ、味って言葉がありますから。自分で壁紙を変えたことに意義があります。ただの壁が思い出の壁に変わるんです。素敵じゃないですか。失敗の一つ一つに思い出が生まれるんですから、楽しいです。一度変えてしまえば、今度は何色にしようか、どんな柄がいいか常に悩みはじめちゃうのが悩みの種です笑。張り替えた瞬間から今度は何にするか悩んじゃうんですから、楽しみは尽きません。
ちなみに、塗りもいいですよ。同じ塗り方や塗料は存在しないので、オンリーワンの壁になりますね。ムラができてしまっても思い出になりますし、うまく出来れば、どうだ成長したなって思えるので、マイナスなんて一つもありません。ペンキなら色の微調整ができますから、より自分好みに出来ることもメリットなんじゃないかな。
お話聞いてると本当にやりたくなってきてしまいます!そういえば僕も以前、ベランダに置いている木の机と椅子が剥げてきてしまって、ペンキ買ってきて塗ったんですが、納得できなくて悩んでいたんです。そのうちに時間が経ってしまって、なんとなく風化してきて好みの具合になったのを思い出しました。
いいじゃないですか、そういうの。最初から思い通りに出来る方なんて少ないですから、風化で色合いが変わることも自分で発見できたことがミソですね。風化を計算して塗装できるようになれば一人前ですね。
まだそんな段階ではないですが、楽しみを感じましたね。
うん、そういった小さいことの積み重ねで出来ることも増えて、どんどん楽しくなってくるんです。初めてみなければ難しいかどうかもわからないってのが最近思うことです。
やはり一歩行動を起こしてみることが新しい世界を開くきっかけになりますね。
間違いありませんね。例えば大掛かりなリノベーションを行おうとするとしましょう。やれ、壁を取っ払ってリビングを広くするとか、一面採光にしてとか、アイデアの引き出しを増やしておくことも大事だと思います。プロにまかせなければいけないところも当然ありますから、そこにいかに自分の色を最大限差し込めるかが鍵です。プロから提案してもらった案やアイデアに自分の好みや暮らしに合った要素を上塗りしていく必要があるんです。せっかくプロに頼んでリノベーションしたのにやはり使いずらかった、無駄になったではもったいないですから。

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03セルフとはいえ背伸びのしすぎに気をつけよう

セルフで行うことに関しては試行錯誤が楽しめますが、業者さんに依頼するときにはそういうわけにはいきませんものね。プロに頼まなければいけないのはどんな点なのでしょうか。
わかりやすいところで言うと、電気、ガス、水道などに関する事ですね。配管工事やコンセントの配置変更なども専門業者に依頼する必要があります。特に電気やガスは不完全な状態で使用し続けると非常に危険ですし、無資格で行えば法律違反になってしまいます。セルフリノベーションはもちろん自身で行えることに越した事はありませんが、自分で行える範囲を理解して、背伸びしすぎない事が重要です。
セルフで行えること、プロに任せることをしっかりと分けることが必要なのですね。他に注意しておくべきポイントはありますか?
例えばマンションなどの集合住宅では、管理規約がありますから気をつけなければなりません。窓やベランダなどの共用部分はいじれなかったり、配管の関係で大掛かりな間取りの変更を行えない場合もあります。お住まいに合わせて対応する必要がありますから、規約を確認しておくと安心ですね。
そうすると、中古戸建てのリノベーションが1番行えることの幅が広いのでしょうか。
そうですね、中古戸建ての場合の方が自由にいじれるのは間違いありません。現在お住まいのお家で行うことももちろん可能です。作業スペースの確保なんかも戸建ての方がメリットだったりもします。周りの方への音の心配が減りますし、ペンキなんかを部屋の中で乾かそうとしたら大変ですからね。きっと服が汚れてしまいますし、触ったところは剥げてしまったりする心配もあります。
物件までの距離が意外に重要だと伺ったのですが、どういうことでしょうか?
仮に新しい住居を購入してリノベーションが済んでからお住まいになるとします。業者さんに依頼すればある程度の期間で入居できるとは思いますが、できるだけセルフで進めたいとなると何度も通う必要があります。泊まり込みで作業するためのライフラインが通っていれば別ですが、泊まれないとなると往復している時間がかなりシビアになります。車で片道1時間を超えると、1日に行える作業量が減ってしまい、結果的に工期が伸びてしまいます。賃貸にお住まいの状況であれば、家賃がもったいないですし、持ち家の方でもそもそも、往復の時間を少しでも作業に当てられた方が効率が良いでしょう。

確かに資材の運搬なんかも工夫が必要そうですね。
大掛かりなものでなく、かつ今のお住まいに住みながらリノベーションを行えるのならそれが1番ベストですね。
改めてこれからセルフリノベーションを始めようとされている方に向けてアドバイスをお願いいたします。
セルフリノベーションは自分のアイデアや好みを自ら形に出来ます。失敗したって、またトライすればいいだけです。大事なのは、自分なりのリノベーションを行うことです。自分のライフスタイルに合わせて、環境を整えれば今よりもっと暮らしが豊かになります。プロの手を借りてリノベーションを行う方は、セルフで培った経験が、要望を形にする助けに必ずなります。どんな些細なことでも無駄にはなりませんから、是非チャレンジしてみてください。かくいう私も絶賛試行錯誤中ですから一緒にオリジナルを作り上げていきましょう。
完成が楽しみです。僕も部屋の壁塗りにチャレンジしてみます。セルフリノベーションがさらに盛り上がっていけばいいですね。とても楽しみです。西原社長、本日は本当にありがとうございました。
ええ、セルフリノベーションの人口が増えればアイデアも増えますから、とても楽しみですよ。こちらこそありがとうございました。
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※本ページで使用されている画像は一部イメージです。

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